簡単に作れる七夕飾り保育園の装飾にピッタリで後片付けも楽チン
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学校や幼稚園の装飾にバルーンは最適
星に願いをささげるバルーンアートの「七夕」
手軽で簡単なバルーンアートで七夕飾りを作ってみました。
笹の葉や短冊、そして紙飾りなど本来は自然の素材から作るものを全てバルーンで作りました。
学校、病院や介護施設などの壁面に飾っておけば、パッと華やかになりますね。
準備や後片付けも簡単、それがバルーンアートの特徴です。
今回は夏の風物詩、「七夕」についてご紹介しましょう。
「七夕」と書いて「たなばた」と読むのはなぜ?
「たなばた」は「七つの夕方(夜)」と書き、「しちせき」とも読みます。
これは、五節句のひとつ「七月七日」から由来します。
五節句には五月五日の「端午の節句」もあります。
中国の唐の時代(日本では奈良・平安時代)に伝来したものが宮中行事となり、江戸時代には「式日」として定められた行事です。
「七月七日」の節句には、願い事を書いた短冊を捧げるとその願いが叶う、とされていました。
では、なぜ「たなばた」と読むようになったのでしょう。
織姫と彦星の伝説
「七夕」と言えば、織姫と彦星の悲しい伝説もあります。
年に一度だけ会う事を許された二人の伝説です。
織姫の仕事は機織りで、これは日本の神事に由来します。
夏になるときれいな水の流れる川辺にある機屋(はたや)に若い女性がこもって神様にお供えする織物を織る神事がありました。
この機屋にこもる女性のことを「棚機女(たなばたつめ)」と言い、先の中国からの五節句の行事と時期が重なる事から、「七夕」を「たなばた」と呼ぶようになったそうです。
七夕は、中国からの行事・伝説と日本古来の神事を融合させた、おおらかな文化の産物なのですね。
文化など融合するのは日本人の得意技
渡来した文化と日本に古くからある慣習や文化を融合させて、独自のものに作り上げるのは、七夕ばかりではありません。
大晦日には、お寺に除夜の鐘をついて一年の煩悩を取り払い、神社へ初詣に出かけますね。
仏教という渡来文化と、神道という日本古来の習慣の二つを融合させて一晩で、済ませてしまうのは日本独特の文化と言えるでしょう。
バルーンアートは季節の行事に活用できます
七夕以外にもバレンタインや五月人形といった、季節折々の行事をバルーンアートで表現出来ます。
華やかな雛祭りや厳かなクリスマスなど、あなたの感性でバルーンアートの世界を広げてみませんか?